2016年10月07日

珍しいものup

非常勤講師の藤本です。
今回は”山田真屋のぶらぶら美術感”ではなく、私事で恐縮デスが、珍しいものを、、。

12月に文化博物館5Fで展覧会をすることになっている(全然準備不足だけど)。この(2016年)3月に40年ほど働いた大学を退職した。づぼらな性格ゆえ、その後のことについて何も考えておらず、さてこれから、と考えた時、とりあえず今まで作った作品を並べてみてみたい、と思った。タイトルも「勝手にRetrospective(回顧展)!!」。
嵯峨美時代のイラストコースの前身、 VU(ビジュアルコミュニケーションデザインUコース/TはグラフィックD、Uはイラスト)からイラスト領域までの卒業生OG・OBの作品展と同時開催する。

そんな訳で、過去作品の ”整理” をしていたら、学生時代(たぶん1、2回生)に撮っていた写真が出てきた。入学と同時に ” 大学に買わされた(?) ” 名機「ニコンF」、、ではない、その廉価版、ニコマート・NIKOMAT FT(当時 \60,000 位?だったと思う、もちろんデジタルではない、35ミリフィルムカメラ)、これで撮った、いわば ”習作” だから、外に向けて発表したこともないし、そのつもりもないが、じっくり見ていると、荒削りだが、とにかく変な(とにかく黒い!)写真を夢中で撮っていた気がする。今では贅沢なフィルムカメラだから、撮影〜フィルム現像〜印画紙焼き付けを夢中でやっているいる感じが伝わってきた、ので、恥ずかしながらちょこっと一部アップしてみたいと思った次第デス。

113:この頃、人物撮影が嫌い(苦手)で、”もの”をストレートに撮った写真が好きで、コンテナは大好きだったし、すごい暗め、というか黒めの写真が撮りたかったようだ。誰かの影響だったかもしれないが、定かではない。大学の写真の講座の先生に アーネスト・サトウ という人がいて、元 LIFEのカメラマンだった。幕末の通訳?と同姓同名(末裔という噂があったが、、、)。
Scan113s.jpg

114:コンテナのジュラルミン?の反射と質感がたまらなかった。この写真はとても好きだ。
Scan114s.jpg

115:ジュラルミンに反射し、写り込む風景を撮りたかったのだと思う。上は空。cool !!?
Scan115s.jpg

120:これは須磨?の海岸に打ち上げられた謎の直方体! これも好きな作品の一つ。この黒さが好きで、わざわざ黒く仕上げたように思う。波の有機的な造形と直方体の対比が気に入っている。
Scan120s.jpg

121:漆黒の中から浮かび上がる光とものの表情。とにかく黒い写真、でも質感がある映像が好きだったようだ。夏である。
Scan121s.jpg

133:質感のある鉄の扉の中に反射で浮かび上がる”私”という人物、人物撮るのも直接はなかった。
Scan133s.jpg

134:これは光と影という、とてもオーソドックスな風景だと思うが、なんか気に入っている。
Scan134s.jpg

135:最後に、珍しく人物。撮影場所もわからないが、列車か、部屋の中を外から撮ったもの。私にしてはなかなか趣のある写真だと思っていて、なぜか「Vision of Paris」という写真集を思い出した。気に入っている。
Scan135s.jpg

以上、最初で最後のお披露目、20才前後で撮っていた写真でした。
by 藤本でした。
posted by イラストレーション領域研究室 at 23:57| 日々の出来事